三宅健主演「ULTRA PURE!」(シアターBRAVA!)4/11公演・ソワレ

普通の恋愛物で、TVドラマのような舞台だったのが返って新鮮でした。設定は妙に凝ってたような気もしますが(乗馬界のホープとか)三宅さんが30歳目前というほぼ実年齢な役も初めてだった気がします(今まで少年役が多かった)あと重い話が多かったので、軽いタッチで楽しめたのが良かったです。たまにはこういう話もないとねー。
ただ恋愛物として観ると、女性陣の友情とかやり取りがちょっと30歳にしてはどうか?とルリ王と話しました。10代から20代前半でやるような行動というか…。設定年齢を下げると三宅さんの『モテ顔なのに30歳で童貞』の設定が死ぬので仕方が無いのかもしれないけど。
今回三宅さんの演技で一番驚いたのはインタビューごっこしてる時の声。どっから出してんだって感じの全く別人の声を出していて、まさに「器用」。その昔PV集のDVDに付いていた特典アニメのアフレコ声を思い出しました(あれも上手かった)
3回目ぐらいのアンコールで「これ以上何を言えと…」と三宅さんが言ってる姿が男前でトキメキました。舞台中央に構える三宅さんは、普段の可愛い要素よりカッコイイ要素の方が強かった。出演者全員が一言ずつ挨拶していったんですが最後三宅さんが「僕は泣きませんよ」と言っていたんですが、見た感じちょっと鼻が赤くなってたような気がします。ちょっとはキテたんじゃないか…と想像(妄想)←磯山さやかちゃんが感極まって泣いてたので(私はそんなさやかちゃんに貰い泣きしました)
最後の最後、アンコールに出て来た三宅さんから投げキッスを待ってしまったんですがそれは悪い癖ですね(コンサートじゃないんだからね…)でも『帰れ』の合図って感じで刷り込みが入ってるので、してくれたらスッキリ帰れるかもしれない…

あと舞台の内容には直接関係無いんですが、近くの席のお嬢さんが後半クライマックスになる結構前から最後まで泣いてらっしゃったんですが何泣きだったんだろうか。話の内容的によく分からなかったんだけど…(ペドロを見て泣く土方十四郎のようだったので「どこで泣いてんだ」って気分になりました…)